歯列矯正装置3 − インビザライン

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歯列矯正用の装置も他の様々な分野の多くの装置と同様に、日々の研究によって次々と新しいものが考案され、そして発表されています。

インビザラインもその新しい装置のひとつで、歯列矯正治療を受けられる方から最初にとった石膏型から想定される最終予想模型をコンピューターによって分析し、現状の歯列から最終予想歯列に至るまでの中間歯列を何十段階もの透明なプラスチック製の歯列矯正カバーに起して、それを段階的に装着してもらうことで歯列を矯正しようというものです。

この装置の利点は、矯正治療を受けているのが目立たないということと装着しやすいということですが、一方で、2週間おきに新しい装置に交換しつつ治療を進めていかなければならないため、歯列矯正にとって理想的である連続的な弱い矯正力ではなく、強い断続的な矯正力になってしまうということや、歯の移動が2次元的(平面的)に限定されてしまうということなどの欠点もあります。

またこの装置は、歯列にピッタリとしたプラスチック製の矯正カバーを装着する特性上、これから生えて来る歯のサイズや位置が特定できない子供(永久歯が生え揃っていない子供)には使えません。

ですから現状では適応症の範囲が狭く、これからの研究に更なる期待をしたいところです。
posted by T-Brush | 歯列矯正装置の種類

歯列矯正装置2 − 固定式装置

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自分自身で自由に取り付け、取り外しができる着脱式装置に対して、取り付け、取り外しが自分自身では不可能な装置を固定式装置と言います。

最も基本的な固定式装置は1918年にムシャーンという博士によって開発されたリンガル・アーチという装置で、現在でも多く用いられていますが、実際のところ、この装置だけで歯列矯正の治療ができるという症例は少なくなってきています。

そうした状況に対応して、現在最も多く用いられているのが「マルチブラケット装置」で、これは全部の永久歯にブラケット(矯正用ワイヤーの取り付け金具)を接着して歯の状態に合わせた矯正用ワイヤーを取り付け、その弾力を利用して歯を移動する方法で、症状によっては部分的に使用することもあります。

このマルチブラケット装置を用いた歯列矯正治療の基本は、「エッジワイズ法」と呼ばれる方法で、歯の表面に接着したブラケットの溝に矯正力として必要な弾力を持った様々なサイズ・形のワイヤーを装着することで、歯を三次元的に移動することや平行に移動することができ、多岐に渡る症例に対応できるのが特徴になっています。
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